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茶杓

ちゃしゃく
名詞
1
標準
bamboo tea spoon for making Japanese tea
文例 · 用例
ところが最近知人武田信次郎氏から、高川邦子女史の茶室で茶杓を取った翁の態度に寸分の隙もなかったので、座中皆感じ入ったという通信があった。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
それに唯翁が茶杓の一枝を手に取りて構へられたる形のみが厳然として寸毫の隙を見せざる其の不思議さは何の姿に候ぞと人々はこの点を驚嘆せしものに候。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
斯る世に芸術の神とも仰ぐ可き能楽家只圓翁が茶道に接すれば自然に紛々たる技巧の堕気を破つて卓然その神をこの茶杓の形に示現せしめしものと存候。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
素人の作った茶杓、茶碗、竹花入れの類もおよそ今日に遺って珍重されているのは、いずれも美術価値を持ち、芸術価値を備えて茶道の魅力となっている。
北大路魯山人 茶美生活 青空文庫
いまさら職業茶人なる方々のいずれにも、うまい茶杓を削れの、竹花入れを切ってみよとまではあえて迫ろうとしないが幅物書く力はなくも、古幅の真偽もだいたいわかり道具にも一通りは眼利きである。
北大路魯山人 茶美生活 青空文庫
竹の茶杓などに、何千円も出しておる理由が普通には分らないが、あれが分って来ると、成程、と思われる立派な芸術品であると分ります。
北大路魯山人 書道と茶道 青空文庫
茶杓は茶が杓えたらよいというだけじゃないと分って、そこでなにもかも詮議して来る。
北大路魯山人 書道と茶道 青空文庫
茶杓を並べて、これが千円、これが三千円と、昔の者はよく知っておるね、といわれるくらいにうまく物の詮議が行届いております。
北大路魯山人 書道と茶道 青空文庫
作例 · 標準
茶道の先生が、美しい竹製の茶杓を取り出した。
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この茶杓は、先代の師匠が愛用していたものだそうだ。
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彼は茶杓を使って、抹茶を丁寧にすくい上げた。
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ウィキペディア

茶杓 は、緑茶(特に碾き茶)を点てるのに使用する茶道具の一つで、抹茶を容器(茶器)からすくって茶碗に入れるための匙。銘(その茶杓に付けられた固有の名前)のあるものもある。普段は筒に収められており「銘」も筒に記される。

出典: 茶杓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0