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官金

かんきん
名詞
1
標準
government funds
文例 · 用例
彫金というのがある、魚政というのがある、屋根安、大工鉄、左官金
泉鏡花 春昼 青空文庫
「――ついては、わたくしめにご官金壱百両ほどをお貸しくださりませ」 徳川もお三代のころ壱百両といえば、四、五年くわえようじで寝ていられるほどの大金なんでしたから、お奉行の目を丸くしたのは当然で――。
血染めの手形 右門捕物帖 青空文庫
又幕府の小石川関口の水道工事の役人になって何年か過したが、この経済的に不遇な感受性の烈しい土木工事監督の小役人は、その間に官金を使いこんだ廉で奉行所から処分されたりもしている。
宮本百合子 芭蕉について 青空文庫
その翌日、自分がこの店へ住み換へをして、それを調達してやつたのは遣つたが、それが男の官金を費消した埋め合せになつたばかりだ。
放浪 泡鳴五部作 青空文庫
日本には原書が払底であるから一冊でも余計に輸入したいと思う所に、幸なる哉、今度米国に来て官金を以て沢山に買入れ、日本に持て帰て原価でドシ/\売て遣ろう、左様なれば誠に難有い。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
彼は昨年来その位置の便宜を利用して、山木がために参謀となり牒者となりて、その利益の分配にあずかれるのみならず、大胆にも官金を融通して蠣殻町に万金をつかまんとせしに、たちまち五千円余の損亡を来たしつ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
そのただ一|親戚なる川島家は富みてかつ未亡人の覚えめでたからざるにもあらざれど、出すといえばおくびも惜しむ叔母の性質を知れる千々岩は、打ち明けて頼めば到底らちの明かざるを看破り、一時を弥縫せんと、ここに私印偽造の罪を犯して武男の連印を贋り、高利の三千円を借り得て、ひとまず官金消費の跡を濁しつ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
役所に出ても何ひとつせず、ただ月給を貰って、彼の勤めはつまり法律に触れない醜悪な官金費消だったではないか。
ДУЭЛЬ 決闘 青空文庫
作例 · 標準
公共事業の不正な官金流用が発覚し、関係者が逮捕された。
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この研究プロジェクトは、多額の官金が投入されているため、その成果が期待されている。
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市の財政難にもかかわらず、一部の議員が官金を私的に使用していたことが問題視された。
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災害復興のために、国から官金が迅速に配分されることが決定した。
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