公金
こうきん
名詞頻度ランク #22147 · 青空 50 例
標準
public funds
文例 · 用例
然し現在の母が子の抽斗から盗み出したので、仮令公金であれ、子の情として訴たえる理由にはどうしてもゆかない。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
どっちにしても寒さに向かってのことであり、猪野も神経衰弱で不眠症に陥っていたので、金と弁護士の力で、入獄は春まで延期され、彼は当分家にじっとしていたが、時も時、土地の郵便局長の公金費消の裁判事件が、新聞の社会面を賑わし、町も多事であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
金公金公、金公どうしたっていうもんだから、金公もきまり悪く元の所へ戻ってくると、その始末で、いやはよっぽどの見もんであったとよ」「そりゃおかしかったなア」 皆一斉に笑う。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
ご番所のご公金だからこそ、足代だとてむだにしちゃならねえじゃねえか。
— 曲芸三人娘 『右門捕物帖』 青空文庫
かくのごとき児童に物を教えるため租税で取り立てた金を使うのは、公金を無益に浪費するというものである。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
到着したすぐ翌る日、彼は一々始末書を提出させて、職員という職員をすっかり震えあがらせたが、収支が曖昧で、到るところに使途不明のまま、公金が不足しているのを発見すると、忽ち、例の素晴らしい構えの瀟洒な住宅に眼をつけて、さっそく調査の歩を進めた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊 『死せる魂』 青空文庫
公金費消か何かの嫌疑を受けたダンテはやはり僕等自身のやうに自己弁護を必要としたのに違ひない。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
「董家山」の女主人公金蓮、「轅門斬子」の女主人公桂英、「双鎖山」の女主人公金定等は悉こう言う女傑である。
— 芥川龍之介 『侏儒の言葉』 青空文庫
作例 · 標準
公金を私的に流用したとして、その政治家は厳しい批判にさらされた。
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「これは国民から預かった公金ですから、1円たりとも無駄に使うことは許されません」
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自治体の職員が、預かっていた公金をギャンブルにつぎ込んでいたことが発覚した。
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ウィキペディア
公金 とは、国や地方公共団体が所有する金銭の事である。租税。日本語では税金、国庫金、公費とも称される。
出典: 公金 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0