登山鉄道
とざんてつどう
名詞
標準
mountain railway
文例 · 用例
此間の新聞に、日本には始めての登山電車で瑞西の登山鉄道に乗っているような感じがするとか云って、出ていましたのよ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
此間の新聞に、日本には始めての登山電車で瑞西の登山鉄道に乗つてゐるやうな感じがするとか云つて、出てゐましたのよ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
或者は、鉱脈を掘り当てる為だといい、或者は温泉を掘る為だといい、或者は登山鉄道でも敷くつもりではないかといった。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
この谷間を登山鉄道が通過する予定になっているそうで、やがてこの地が雲仙名所の一に数えらるる日も遠くはあるまい。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
登山鉄道は、インターラーケンからシャイデックまでの二十四キロはベルン高地鉄道、シャイデックからユンクフラウヨッホまでの約十キロはユンクフラウ鉄道、と乗り分けることになる。
— 野上豊一郎 『吹雪のユンクフラウ』 青空文庫
此の登山鉄道の工事のえらさは、車室にじっと坐ってるのでは実感しにくいが、地図を見るとよくわかる。
— 野上豊一郎 『吹雪のユンクフラウ』 青空文庫
此処から登山するとせば、驢馬に乗つて行く、その方が登山鉄道で行くよりも賃銭も安く、遙々観光に来た旅人にとり興味あることであり、一つ一つの経験を印象するにはこれに越したことはないといふのである。
— 斎藤茂吉 『ヴエスヴイオ山』 青空文庫
フルッティゲン Frutigen から、なおカンデルの流れに沿うて、ニーセン Niesen, 2366m. の登山鉄道を左に仰いで、山の東の裾をぐるっと廻ると、ここにはもう靄がたなびいて、どんよりと暗い雲の底に、トゥーンの湖が鉛色に表われる。
— 辻村伊助 『スウィス日記』 青空文庫
作例 · 標準
急勾配を力強く登っていく登山鉄道の窓から、雲海に浮かぶ絶景を堪能した。
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スイスの登山鉄道は、雪山の間を縫うように走る赤い車体が絵画のように美しい。
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箱根の登山鉄道に揺られながら、車窓をかすめるように咲く紫陽花を眺める。
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ウィキペディア
登山鉄道(とざんてつどう)とは、急峻な山岳の勾配を登り降りする鉄道路線の通称。
出典: 登山鉄道 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0