炳
へい
形容詞-たる副詞-と
標準
bright
文例 · 用例
炳乎として明らかに刻下の我を照しつゝある探照燈のやうなものである。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
」と日頃の百右衛門の思い上った横着振りに対する鬱憤もあり、噛みつくような口調で言って、「とかく生半可の物識りに限って世に不思議なし、化物なし、と実もふたも無いような言い方をして澄し込んでいるものですが、そもそもこの日本の国は神国なり、日常の道理を越えたる不思議の真実、炳として存す。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
帝黄子澄の言を用い、長興侯耿炳文を大将軍とし、李堅、寧忠を副えて北伐せしめ、又|安陸侯呉傑、江陰侯呉高、都督都指揮盛庸、潘忠、楊松、顧成、徐凱、李文、陳暉、平安等に命じ、諸道並び進みて、直に北平を擣かしむ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
八月|耿炳文等兵三十万を率いて真定に至り、徐凱は兵十万を率いて河間に駐まる。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
炳文は老将にして、太祖創業の功臣なり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
かつて張士誠に当りて、長興を守ること十年、大小数十戦、戦って勝たざる無く、終に士誠をして志を逞しくする能わざらしめしを以て、太祖の功臣を榜列するや、炳文を以て大将軍|徐達に付して一等となす。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
特に洪武の末に至っては、元勲宿将多く凋落せるを以て、炳文は朝廷の重んずるところたり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
ただ炳文の陣に熟せる、大敗して而も潰えず、真定城に入りて門を闔じて堅く守る。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
作例 · 標準
夜空に炳乎として輝く北極星は、古くから旅人たちの道標となってきた。
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彼の功績は歴史に炳として残り、後世の人々に語り継がれることだろう。
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その真実は、誰の目にも炳たる事実として白日の下に晒された。
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