青一
あざ
名詞頻度ランク #22809 · 青空 0 例
標準
ace of batons (high-scoring card in mekuri karuta)
文例 · 用例
想像すれば、始終青一色をさせたり、滿貫役をつけさせたりするのだらうが、それが自然と取り入りの阿堵物になることは言ふまでもない。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
蓋の上の花瓶には青一束ねの麦の穂が挿してある。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
背後の空は、既に迫る夜のために豊かにされ又暗くされた青一色。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
」 これは舞台監督として聞えたダヴィッド・ベラスコの言葉であるが、この監督が折角そういって気をつけているのにもかかわらず、唐辛は平気でトルコ人のような赤い帽子を被って舞台に立っているので、青一式の周囲の平和が、お蔭でどのくらい引っかきまわされているかしれない。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
殊に青い空の盤上に白い雲が、いいようもないさまざまの形をあらわして、流れ漂うさまは、払拭された青一色の空よりも私の眼にはたのしかった。
— 鷹野つぎ 『窓』 青空文庫
みよ、この時、髣髴と迫ってくるものは、水天青一色、からりと晴れ、さわやかに碧い、みじんも湿りッ気を含まぬ、おおらかな空気のなかに、真ッ白い国が浮びあがってくる。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
人は海べに来て、はるか青一色の沖合いに砕ける幾つかの白い波頭を認めなければ、最後の微風も死に絶えた大気の中に、かすかなざわめきを聴きとらなければ、衰えた秋の陽を浴びて、じっと動かない灰色の砂丘の上に、無残な嵐の一夜の痕跡を踏まなければ、おそらく退屈に耐えずして踵を返すだろう。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
無数の同じような波々は、絶えず眼前に展開し、起伏しては、すぐあの忘却の青一色の懐に呑みこまれてしまうのだ。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
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