改修
かいしゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #9792 · 青空 148 例
標準
repair
文例 · 用例
しかし、はじめは人目に付きやすい処に立ててあるのが、道路改修、市区改正等の行われる度にあちらこちらと移されて、おしまいにはどこの山蔭の竹藪の中に埋もれないとも限らない。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
ところが『延喜式』というものは、御承知の通り、もと『貞観式』というものがあってそれに改修を加えたもので、『貞観式』はまた『弘仁式』に基づいて出来たものであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
その論旨は、大體に於て今尚同樣であり、特に改修すべき新意見をも持たないけれども、しかもその脱稿の後に於て、當時言ひ知らぬ不滿と食ひ足らなさとを感じたことは、その後依然として繼續し、日毎に益※思ひが深くなつて來る。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の追憶』 青空文庫
荒川改修工事がこの爺さんには何となく不平らしい。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
そこで改修と新工夫が、しばしば新体詩に対して試みられた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
思うにその特殊な事情は、日本語のあまりに平板単調であるところから、表現上の屈折と力とを求めるために、古来多くの文学者によって改修され、自然に少しずつ歪められて、遂に全く日常語から変貌した特殊のものになったのだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
――芸術的表現の場合に於ては、日常語の卑俗感が不満され、必然に美と力を持つところの、より調子の高いものに改修される。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
而して今鬼怒川の河口、河身改修によりて下つて一里余に在り、知らず我慢の水の味の旧に依るや否やを。
— 幸田露伴 『水』 青空文庫