会集
かいしゅう
名詞動詞-サ変
標準
audience
文例 · 用例
「君子は、仁の心で博く物事に対応することで、人の長たるに適い、会集するものを嘉くすることで、礼に適合させることができ、事物を活用することで、好い状態を生むことができ、正しい心を節操が固く守ることで、物事の根幹を確立する。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
彼らは、邦人未到の学問の沃土に彼らのみ足を踏み入れ得る欣びで、会集の期日ごとに、児女子の祭見に行く心地にて、夜の明くるのを待ちかねるほどになっていた。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
文化の都会集中的傾向は富の都市集中を社会的根底とするから、文化機関の都会集中を結果した。
— 宮本百合子 『自然描写における社会性について』 青空文庫
第二には、従来の個人主義的文化を止揚し、地方農村の特徴たる社会集団関係の緊密性を益々維持増進せしめ、郷土愛と公共精神とを高揚しつゝ集団主義文化の発揚をはかり、以て我が家族国家の基本単位たる地域的生活協同体を確立すること。
— 岸田國士 『地方文化の新建設』 青空文庫
そこで個人が機械に対しては、その一車輪が機械に対する関連の情趣において、個人が社会集団の構成に対する関連の情趣を見いだす。
— ――それも一つの性格である―― 『レンズとフィルム』 青空文庫
そこで個人が機械に対しては、その車輪が機械に対する関連の情趣において、個人が社会集団の構成に対する関連の情趣を見いだす。
— 中井正一 『物理的集団的性格』 青空文庫
その文章は「余此頃東京日日新聞第三千三号及三千四号を閲するに在独逸国某氏の起草せられしものにして林学協会集誌に出るなりとて神樹及擬合歓説と題せる左の一篇を載せたり」云々に始まりてほとんど千言を費し神樹の日本産に非ざる所以を痛切に論ぜられた(その委曲は『牧野植物学全集』第六巻に出ている)。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
階級というこの言葉の不用意は問わないとしても、現代インテリが社会層としての社会集団をなしていることは云うまでもない事実なのだが、そうだからと云って之を単に「客観的」にだけ考察して、その階級であることがインテリ層の本質だと考えることは、極めて安易な、その意味では公式的な、見解を脱しない。
— 戸坂潤 『思想としての文学』 青空文庫