珍説
ちんせつ
名詞
標準
odd theory
文例 · 用例
ブラザー軒のカツレツを靴の裏と断じ、また鰻の筋の珍説も、鳥のたたきの所望も、すべてこの義歯となんらかの聯関があるのではなかろうかと思った。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
ブラウンいわくこれは兎の雌雄ともに陰具の傍に排泄物を出す特別の腺その状|睾丸ごときあり、また肛門の辺に前に述べた数孔あり、何がな珍説を出さんとする輩これを見て兎の雌に睾丸あり雄に牝戸ありとしたらしい。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
とばかりでは面白うないから、何か珍説を申そう。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
ながく住みしかびの古屋をあとにして 気の清む野辺に吾れは呼吸せむ珍説クソツバキ 矢田挿雲氏の著された書物に『江戸から東京へ』と題するものがある。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
そこで樗を「ちょ」臭椿を「しゅうちん」とフリガナをしてくれたならば無難だったがそれをそうせず、殊更に樗を「おうち」、臭椿を「くそつばき」としたもんだから今ここに端なくも「珍説クソツバキ」の珍題を生ずるを余儀なくされた。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
もし珍説あらば承りたし。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
余は先人及び今人と一致することを恥ぢずして寧ろ内的必然を離れたる珍説を恥とする。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第一』 青空文庫
もっとも六桁の方は前に注意した人もあって、10-6というのが極めて広い意味での物理|恒数であるというような珍説を出した人もある。
— 中谷宇吉郎 『地球の円い話』 青空文庫
作例 · 標準
彼は学会で、常識を覆すような珍説を発表した。
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その珍説は、多くの科学者から一笑に付された。
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彼の珍説には、一見すると荒唐無稽だが、どこか魅力があった。
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標準
strange story
作例 · 標準
あの老人は、いつも奇妙な珍説を語り聞かせる。
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子供たちは、彼の語る珍説に目を輝かせた。
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そんな珍説、とても信じられないよ。
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