罪悪感
ざいあくかん
名詞
標準
feelings of guilt
文例 · 用例
亡父の遺品の雨着物を着ている私は、この豪雨の張本人のような気がして、まことに、そら恐しい罪悪感を覚え、顔を挙げることが出来なかった。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
風の音に、鶴唳に、おどかされおびやかされ、一生涯、滑稽な罪悪感と闘いつづけて行かなければなるまい。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
風の音に、鶴唳に、おどかされおびやかされ、一生涯、滑稽な罪悪感と闘ひつづけて行かなければなるまい。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
二三度経験したことのある酒での二日酔の朝感じるやうな、焦々とした後悔、奥行のない厭はしさ、怯れ、罪悪感、不健全な鼓動の音――などと彼は、そんな風に自分の心持に名称を与へて見たりした。
— 牧野信一 『山を越えて』 青空文庫
親鸞においては無常感は罪悪感に変っている。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
「私も、Mサンも、一〇年二〇年と日本帝国主義のアジア侵略、アジア植民地支配という負い目を背負おうとしてきて、その罪悪感は左翼イデオロギーで倍化されて、おもりの反対側に、それだけ大きなユートピアを、中華人民共和国なり、朝鮮民主主義人民共和国なりにもっていたのですね。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
今どうしてゐることだらう、さういふ考へが浮んで来ると、彼は今まで感じなかつた罪悪感、自責の念にかられ始めた。
— 北條民雄 『道化芝居』 青空文庫
それというのが、道楽者はわが生き方として、如何に生くべきか、その地盤の上で遊んだわけではなく、低俗な感傷や、程よい風流心、享楽好きの本能や、持ち合せの財産によって遊んだのだから、男女関係を罪悪感で知っているにすぎないのである。
— 坂口安吾 『男女の交際について』 青空文庫
作例 · 標準
嘘をついた後、彼女は強い罪悪感に襲われた。
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自分の行動が原因で友達を傷つけてしまい、罪悪感でいっぱいだ。
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「ごめん、遅れるよ!」電話を切った後、少しの罪悪感が残った。
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ウィキペディア
罪悪感 とは、罪を犯した、悪いことをした、と思う気持ちのことである。
出典: 罪悪感 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0