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秀歌

しゅうか
名詞
1
標準
splendid tanka
文例 · 用例
これ近代の秀歌なれば、定家卿が新勅撰集を編む時、我日本とはこの輩の口にすべきでない、この日本と直さば入れようといふと、一字でも直されてはいけない、且つ日本人はみな皇民なれば天子を我君といふ、この国に生れて我日本といはん事、其人を差別すべきでないといひ張つて、直さず入れられなんだとは余程えらい。
南方熊楠 きのふけふの草花 青空文庫
「万葉集という歌集はどこをあけても秀歌ばかりなんだ」 と言って、開けたところの歌をさして、「巻二十、大炊王の歌天地を照らす日月の極みなくあるべきものを何か思わむ 大きな、まっすぐな歌だ。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
しかし秀歌が多くて一首だけ選ぶのは取捨に困りますな」「鈴子書いて張り出しなさい」 鈴子は前のと二首書いて張り出した。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
「血を吐くという意味があるか、どうかは知らないがたしかに秀歌だ」 次は女学校の老先生がはにかみながら発表した。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
「あなたは閨秀歌人になるがいいな」と私は或る時言った。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
が仁田さんは愉快そうに、手を打って、「うまいうまい、とても秀歌が出来たじゃないか。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
そして、到頭妻を納得させて、遠田澄庵という人の紹介で、当時閨秀歌人として、水戸の志士林の妻として女傑と称されていた中島歌子の萩の舎へ十五歳の夏子を入門させたのであった。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
萬葉二十卷、殊に初の二三卷が善く此特色を現して秀歌に富める事は余も亦之を是認す。
正岡子規 萬葉集卷十六 青空文庫
作例 · 標準
万葉集には、作者不詳ながらも心に残る秀歌が数多く収められている。
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歌会では、参加者それぞれが自慢の秀歌を披露し、互いに鑑賞し合った。
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彼の詠んだ一首は、まさに秀歌と呼ぶにふさわしい、情景が目に浮かぶような作品だった。
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