打ち負かす
うちまかす
動詞-五段-サ行
標準
to defeat
文例 · 用例
彼は家中の若|武士と槍を合わし、剣を交じえ、彼らを散々に打ち負かすことによって、自分の誇りを養う日々の糧としていたのであった。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
諸君にその気さえあれば、奴らを打ち負かすことが出来るということは、私は少しも疑いません。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
床屋の鼻たれよりも二三年下で、あの鼻たれをグウの音もでないほど打ち負かすことのできる滅法強い子供をな。
— 坂口安吾 『町内の二天才』 青空文庫
それでもなお、私の中に生まれ落ちたはにかみがちな同情心は、以前からの地上めいた情動を打ち負かすにはあまりに内気だった。
— O. H. ダンバー O. H. Dunbar 『感覚の殻』 青空文庫
かりに百歩をゆずってそうした闘志をゆるすとしても、その闘志をどう使えば相手を打ち負かすことができるのか、相手はこちらが相手以上に軍国調にならないかぎり、絶対に負けたとは思わない人たちなのだ。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫
この人たちにとっては、戦争自体がイヤというよりも、また、そういうことの手まえで、今後起りうる戦争で、アメリカが、ソビエット圏諸国を攻撃したり打ち負かすことがイヤらしいのです。
— 三好十郎 『清水幾太郎さんへの手紙』 青空文庫
残りはあした壊します」 メアリが言わなかった返答とは、トリガーセンをここぞとばかりに打ち負かす魂胆。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
酒は鍛え上げたる知恵を打ち負かすや*。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
例句