打ち破る
うちやぶる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #30996 · 青空 252 例
標準
to break
文例 · 用例
あれも Alexander Selkirk とか云ふ水兵の實事譚を種子にして作つたものださうですが、西班牙の海上權を打ち破る程の海軍も、一人手放した時、あれ程の爲事をする水夫のゐる國だから、發展することが出來たのでせう。
— 森林太郎 『ロビンソン・クルソオ』 青空文庫
三の丸を打ち破る事は出来たが、城中の戦略は十二月の時と同じく、弾丸弓矢大石の類は雨の如くである。
— 菊池寛 『島原の乱』 青空文庫
そうしてひとりでにできたこの壁を打ち破るという事ができるとしても、その努力は今の健康が許さないと思っていた。
— 寺田寅彦 『球根』 青空文庫
誰かの部屋の外から声を掛けるのに、戸を締めて寝ていると、拳骨で戸を打ち破ることもある。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
王の奸佞邪智を打ち破る為に走るのだ。
— 太宰治 『走れメロス』 青空文庫
それが本邦に渡来してあたかも邪視もっとも強力なりし猿田彦崇拝と合して昨今の庚申崇拝が出来たので、毒よく毒を制する理窟から、以前より道祖神と祀られて邪視防禦に効あった猿田彦が、庚申と完成された上は一層強力の眼毒もて悪人凶魅どもの眼毒を打ち破るのだ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
家屋を撃ちこわす場合は、家根を打ち破るばかりで、地を傷めないのが普通である。
— 閲微草堂筆記(清) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
せめて片一方の脚だけでもあげさせることが出来れば、石になったという信念を打ち破ることが出来るからと思って、色々苦心して見たが、少しも成功しなかった。
— 小酒井不木 『二重人格者』 青空文庫
作例 · 標準
例句