勁草
けいそう
名詞
標準
wind-resistant blade of grass
文例 · 用例
(昭和八年一月『勁草』)
— 寺田寅彦 『短歌の詩形』 青空文庫
その結果既に著者が『政治学』(勁草書房)で取扱っている基本的な部分を、多少順序を変えたり、加除したり、わかり易くして、繰返すような形にならざるを得なかったのである。
— 矢部貞治 『政治学入門』 青空文庫
しかも、その近辺の勁草はいずれも踏み躙られ、柔らかい地膚の中へめり込ませられて、何さまここでよほどの強力なものが大格闘を演じたと見らるべきものであった。
— 橘外男 『令嬢エミーラの日記』 青空文庫
・倉田卓次(1985)「翻訳談義」、『裁判官の書斎』(勁草書房)所収。
— THE OLD MAN AND THE SEA 『老人と海』 青空文庫
毎日葬式や命日というような儀式は見慣れてきてはいたけれども、自分の家から死者の出たのは、園が生まれてから始めてのことなので、よけいそうした感じが起らないのかもしれなかった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
髪をきってからよけいそうです。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
――あたくしなんぞでも、通るたんび、変ったなァとしみ/″\思いますからあの人だったらよけいそうだろうと思います。
— 久保田万太郎 『春泥』 青空文庫
どうみても東海道は戸塚あたりの安気な医者の住居位にしかみえない沢村宗十郎君の文化住宅(窓にすだれをかけたのがよけいそう思わせるのである)を横にみてそのまま八幡さまのほうへ入っても、見覚えの古い土蔵、忍び返しをもった黒い塀、鰻屋のかどの柳――そうしたものの匂わしい影はどこにもささない。
— 久保田万太郎 『雷門以北』 青空文庫
作例 · 標準
激しい嵐の中、勁草は折れることなく大地にしがみついていた。
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逆境にも負けない勁草のような精神力が、彼を支えていた。
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困難な状況でも、勁草のようにしなやかに生き抜くことが大切だ。
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