気切
きせつ
名詞
標準
tracheotomy
文例 · 用例
バキチはすっかり悄気切ってぶらぶら町を歩きまわってとうとう夜中の十二時にタスケの厩にもぐり込んだって云うんです。
— 宮沢賢治 『バキチの仕事』 青空文庫
月末まで、二十日あまりも、一文もなしに暮さねばならぬことを思うと、自分は悄気切ってしまった。
— 菊池寛 『天の配剤』 青空文庫
政治家と宗教家の評判は口を酸ツぱくするだけが馬鹿気切つておる。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
今迄、傲然と反り返っていた荘田は、急に悄気切ってしまった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
今迄、傲然と反り返つてゐた荘田は、急に悄気切つてしまつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
マア考えて見給え、馬鹿気切ッているじゃないか。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
彼等のために働くという「そんな馬鹿気切った虚偽も出来ない」と、彼は、当時の考えにしたがって、体で働いているものでなくては、どんな学者でも、思想家でも、歴史の進歩に真に寄与することは出来ないと考えたものであった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
言葉の解らない支那人を眺めて、つくづく悄気切ったものだ。
— 里村欣三 『苦力頭の表情』 青空文庫
作例 · 標準
呼吸不全が悪化したため、主治医と相談して気切の手術に踏み切ることになった。
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気切カニューレの周囲を清潔に保つため、毎日のケアには細心の注意を払っている。
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「父が気切をしてから、痰の吸引がスムーズになって本人も楽そうです。」
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