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無宿

むしゅく
名詞名詞-の形容詞
1
標準
homelessness
文例 · 用例
来れる二個の眷属は三界無宿の非人にて、魔道に籍ある屠犬児、鳩槃荼、※舎闍を引従え、五尺に足らざる婦人ながら、殺気|勃々天を衝きて、右の悪鬼に襖を開けさせ、左の夜叉に燭を持たせ、栄華の空より墜落して、火宅の苦患を嘗めつつある綾子を犯す乞食お丹、自堕落の態引替えて悪魔の風采凜々たり。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
そこで、ひょこひょこ、それかように、」 トひょいと頭を下げた、小田原無宿の太々しさ、昔の状こそしのばるれ。
泉鏡花 わか紫 青空文庫
しかるを渠は無宿と言う。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
大阪で仕置をうけてから、かれは同じく無宿の入墨者利吉、万吉、清七、勝五郎ら十一人と連れ立って江戸へ出て来た。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
足かけ三年越しの裁判もここに初めて落着して、五月二十三日、播州無宿の吉五郎は死罪を申付けられた。
岡本綺堂 拷問の話 青空文庫
もう歳も歳だし、子供も大きくなつたし、それに三界無宿の身で、今少し何とか考へねばならぬのだが、考へるつもりではゐるのだが、どうもまだ身にしみて來ない。
貧乏首尾無し 樹木とその葉 青空文庫
津の国屋の親戚で、下谷に店を持っている池田屋十右衛門、浅草に店を持っている大桝屋弥平次、無宿のならず者熊吉と源助、矢場女お兼、以上の五人は神田の半七と桐畑の常吉の手であげられた。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫
津の国屋の菩提寺の住職と無宿の托鉢僧とは寺社方の手に捕えられた。
津の国屋 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、無宿の者は厳しい生活を強いられた。
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彼は住む場所もなく、まさに無宿の身だった。
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無宿となって数年、彼は旅から旅への生活を続けている。
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2
標準
being removed from the family register (Edo period)
作例 · 標準
あの男は、どうやら人別帳から削除された無宿の身らしい。
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奉行所の記録によると、その者は無宿として扱われていたそうだ。
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当時は無宿になると、社会から半ば追放されたような状態だった。
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