安政
あんせい
名詞頻度ランク #35242 · 青空 801 例
標準
Ansei era (1854.11.27-1860.3.18)
文例 · 用例
安政六年版の玉蘭斎貞秀画、富士登山三枚続きの錦絵には、「小御岳、花ばたけ、しゃくなぎ多し」とあるから、昔から多かったものと見える。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それだからこそ、二十世紀の文明という空虚な名をたのんで、安政の昔の経験を馬鹿にした東京は大正十二年の地震で焼払われたのである。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
津浪の恐れのあるのは三陸沿岸だけとは限らない、寛永安政の場合のように、太平洋沿岸の各地を襲うような大がかりなものが、いつかはまた繰返されるであろう。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
大阪では安政の地震津浪で洗われた区域に構わず新市街を建てて、昭和九年の暴風による海嘯の洗礼を受けた。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
その瞬間に子供の時から何度となく母上に聞かされていた土佐の安政地震の話がありあり想い出され、丁度船に乗ったように、ゆたりゆたり揺れるという形容が適切である事を感じた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
両親が昔安政の地震に遭難した実話を、子供の時から聞かされていたこともこの畏怖の念を助長する効果はあったかもしれないのであるが、しかしそれにはかかわらず、おそらく地震に対するこの恐怖は本能的なものであった。
— 寺田寅彦 『家庭の人へ』 青空文庫
あれはたしか安政の大地震の前の年でした」 七月十日は浅草観音の四万六千|日で、半七は朝のうす暗いうちに参詣に行った。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
すると或る時、その帯取りの池に女の帯が浮いていたもんだから、みんな驚いて大騒ぎになったんですよ」 それは安政六年の三月はじめであった。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日安政について考えている。
安政という言葉は日本語で重要だ。
彼は安政の意味を理解している。
この文には安政が含まれている。