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万延

まんえん
名詞
1
標準
Man'en era (1860.3.18-1861.2.19)
文例 · 用例
これですよ」 半七老人は万延版の江戸絵図をひろげて見せてくれた。
帯取りの池 半七捕物帳 青空文庫
欝蒼とした欅、榎、杉、松の巨木に囲まれた万延寺裏手の墓地外れに一際目立つ「蔵元|家先祖代々之墓」と彫った巨石が立っているのが、木の間隠れに往来から見える。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
その中央によろめき出た万延寺の和尚は、さすがに商売柄、着流しの上に略袈裟を掛けていた。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
元来あの蔵元屋は昔からこの万延寺でも一番上等の檀家で御座いましつろうがなあ和尚さん」「ヘエヘエ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
筑紫野を見晴らす大根畠と墓原の間の小径の行止まりに、万延寺の本堂と背中合わせにして一軒の非人|小舎がある。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
十八か九の別嬪が、一昨日の朝早よう、万延寺の菩提所で、胴中から真二つに斬られとった騒動なあ……最早、聞いておんなさるじゃろう」「聞いとる処か。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
この間万延寺境内で斬られたと申す。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
博多の町の南の出外れ、万延寺の本堂と背中合わせの竹瓦に板庇、板敷土間に破れ畳二枚、ガタガタ雨戸の嵌め外しがやはり二枚という、乞食小舎の豪華版から、墓原越しに見晴らす筑紫野は、これも晩春の豪華版であろう。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
作例 · 標準
博物館の展示室で、万延年間に鋳造されたという、ずっしりと重みのある小判を興味深く眺めた。
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万延元年にアメリカへ派遣された使節団の記録は、異文化接触の驚きに満ちている」と歴史家が語った。
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万延という時代は、幕末の動乱期へと向かう大きな歴史の転換点であり、多くの事件が起きた。
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