忽ち
たちまち
副詞頻度ランク #11782 · 青空 5936 例
標準
in an instant
文例 · 用例
気の毒にみえた奴が、忽ち自分の不得手なことを始めたからだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
答へないBは、そこで忽ち劣等人種の立場に廻る。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
二分も経つか経たぬに勝負は私の負けとなつて、忽ち立て続けの負け十回目が終つてしまつた。
— 中原中也 『西部通信』 青空文庫
私ははじめその女が爺々ィの女房ででもあるのかと思つてゐたが、さう云つてまた忽ちその女が向ふへゆくと、爺々ィが、「まあ、どこから出て来た女か知れないけれど、勧進帳で眠くなるなんて、呆れた奴だ」と云つて笑つた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
けれどもそれらの人も、ヴァニティや倨傲を棄てて、自分自身に克ちさへするなら、忽ちに新鮮な生活は展けてくる!
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
お祖母ちやんは、忽ち起つて、干物を入れるために庭に下りた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
兄は、今耕二にツツケンドンな口を利いて来たことが忽ち悔いられた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
夏祭の日には、家々の軒に、あやめや、菖蒲や、百合などの草花を挿して置くので、それが雨に濡れて茂り、町中が忽ち青々たる草原のようになってしまう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
焼き立てのパンをテーブルに出すと、子供たちの手によって忽ちのうちに消えてしまった。
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彼の華麗なマジックに、観客は忽ち魅了されてしまった。
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火は乾燥した草原に広がり、忽ち辺り一面が火の海となった。
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標準
suddenly
作例 · 標準
空が暗くなったかと思うと、忽ち激しい雨が降り出した。
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昨夜まで元気だった彼が、忽ち体調を崩して入院したと聞いて驚いた。
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平穏だった街の空気が、事件の発生によって忽ち緊迫したものに変わった。
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