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瞬く間に

またたくまに
副詞
1
標準
in the twinkling of an eye
文例 · 用例
これが若葉の縁に鈴成りに黒い頭を並べて、驚くべき食慾をもって瞬く間にあらゆる葉を食い尽さないではおかない。
寺田寅彦 蜂が団子をこしらえる話 青空文庫
あるいはまたあたり一面にわかに薄暗くなりだして、瞬く間に物のあいろも見えなくなり、樺の木立ちも、降り積ッたままでまた日の眼に逢わぬ雪のように、白くおぼろに霞む――と小雨が忍びやかに、怪し気に、私語するようにバラバラと降ッて通ッた。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
水上が突然薄暗くなるかとみると、雲の影が流れとともに、瞬く間に走ってきて自分たちの上まで来て、ふと止まって、きゅうに横にそれてしまうことがある。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
大切な蝦五つ、瞬く間にしてやられて、ごうなになると、糸も動かさないなどは、誠に恥入るです。
泉鏡花 悪獣篇 青空文庫
」 と突然どんつくの諸膚を脱いだ勢で、引込んだと思ふと、髯がうめ方の面當なり、腕の扱きに機關を掛けて、爰を先途と熱湯を注ぎ込む、揉込む、三助が意氣湯煙を立てて、殺氣朦々として天を蔽へば、湯船は瞬く間に、湯玉を飛ばして、揚場まで響渡る。
泉鏡太郎 錢湯 青空文庫
頬張るあとから、取っては食い、掴んでは食うほどに、あなた、だんだん腹這いにぐにゃぐにゃと首を伸ばして、ずるずると鰯の山を吸込むと、五|斛、十斛、瞬く間に、満ちみちた鰯が消えて、浜の小雨は貝殻をたたいて、暗い月が砂に映ったのです。
泉鏡花 半島一奇抄 青空文庫
御者は書巻を腹掛けの衣兜に収め、革紐を附けたる竹根の鞭を執りて、徐かに手綱を捌きつつ身構うるとき、一|輛の人力車ありて南より来たり、疾風のごとく馬車のかたわらを掠めて、瞬く間に一点の黒影となり畢んぬ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
瞬く間に屑屋の守蔵は一躍万を以て数える大金を握った。
織田作之助 青空文庫
作例 · 標準
SNSで話題になると、その商品は瞬く間に完売し、店頭から姿を消した。
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プロのマジシャンは、広げたトランプを瞬く間に消し去って観客を驚かせた。
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新薬の効果は絶大で、高熱に苦しんでいた患者の容態は瞬く間に回復へと向かった。
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瞬く間に(またたくまに) — 幻辞.com