色調
しきちょう
名詞頻度ランク #23228 · 青空 443 例
標準
color tone
文例 · 用例
あの辺は、伊香保にとつて何より大切な第一印象であるから、も少しフレツシユな色調をもたせることが必要である。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
冴え冴えと鋭い紫がかった色調が、凸半球の大気に流動している。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
遠く裾野には稻田の黄色い斑の縞模樣が擴がり、其の遙かな向うには名を知らぬ山脈が盛上がつて、其の山腹に刻まれた褶襞の影日向が深い色調で鮮かに畫き出されて居る。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
こんなものでも半年も戸外に吊して雨曝しにして自然の手にかけたら、少しは落着いたいゝ色調になるかも知れないと思つたりした。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
何といふ古風な紫の上品な色調、それがやや鼠がゝつた白と中柄の矢はづ絣を組み合せてゐる柄。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
山の祖神の翁はまだ山に近付かないさきから山の林種はこれ等で装われていることを、陽に映ゆる山緑の色調で見て取った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
色調、形式美、音等に対する感覚ばかりでなく対人的、殊に異性に対する感覚をもっと洗練させ度い。
— 岡本かの子 『異性に対する感覚を洗練せよ』 青空文庫
形状と色彩との関係は、色調を異にした二色または三色の対比作用によって形状上の二元性を色彩上にも言表わすか、または一色の濃淡の差あるいは一定の飽和度における一色が形状上の二元的対立に特殊な情調を与える役を演ずるかである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
この絵画は、柔らかな色調で描かれていて心が落ち着く。
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部屋の壁紙を明るい色調に変えたら、雰囲気がずいぶん変わった。
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ファッションでは、季節ごとに流行する色調がある。
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ウィキペディア
色調(しきちょう)、またはカラートーン とは、色の明度と彩度によって分けられる色の系統をいう。
出典: 色調 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0