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乱す

みだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞頻度ランク #27448 · 青空 1227
1
標準
to throw into disorder
文例 · 用例
菊岡久利の詩が、記憶を可なり無雑作に書き付けてゐる場合にも、猶一貫した流れを見せる所以のものは、彼のその克己が、彼の遠近法を乱すことがないからである。
中原中也 菊岡久利著「貧時交」 青空文庫
少し明る味がさした、明る味のさした方角を東に定めている、その東の空が、横さまに白く透いた、奥の奥の空である、渋昏く濁った雲の海の面が、動揺混乱するけはいが見える。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
油紙の天幕には、チロチロと漣の刻むような光りがする、岩石の間に、先刻捨てた尻拭き紙までが、真赤にメラメラと燃えている、この窪地一帯に散乱する岩石の切れ屑は、柔らかく圭角を円められて、赤い天鵝絨色が潮しはじめた。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
天然の設計による平衡を乱す前には、よほどよく考えてかからないと危険なものである。
寺田寅彦 蛆の効用 青空文庫
ところがこの頃、湧玉の水のほとりで、度び度び遇う男は、女の醒めたものを攪乱する野太く、血熱いものを持っている。
岡本かの子 富士 青空文庫
その度ごとに采配が切断されてその白い紙片が吹雪のように散乱する。
寺田寅彦 雑記帳より(1) 青空文庫
この学者の説によると、第一に水の流出する音が人の声を誘う、第二には浴場の壁は普通の家のように音波を擾乱するものがないためによく反響して声が充実して聞えるためだという。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
今度のノーベル・プライズのために不意打ちをくらった世間が例のように無遠慮に無作法にあのボーアの静かな別墅を襲撃して、カメラを向けたり、書斎の敷物をマグネシウムの灰で汚したり、美しい芝生を踏み暴したりして、たとえ一時なりともこの有為な頭の安静をかき乱すような事がありはしないかというような気がする。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
作例 · 標準
子供たちは部屋をあっという間に乱した
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彼の突然の行動が、会議の雰囲気を乱した
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「やめて!私のペースを乱さないでちょうだい!」
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