狭量
きょうりょう
形容動詞名詞
標準
narrow-minded
文例 · 用例
不可ないとは云はないまでも、これでは詩人が狭量だとのやうに思へる人は、詩の世界の広さを知らないからのことであらう。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
」根が、狭量の私は、先刻この少年から受けた侮辱を未だ忘れかねて、やはり意地悪い言いかたをしていた。
— 太宰治 『乞食学生』 青空文庫
その上、周囲の教師達の猜疑と嫉妬との狭量な眼もいやだった。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
つくづく狭量の証しだなと思いはしたが、けちを付けられると大いに腹が立った。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
野暮な田舎者の狭量かも知れない。
— 太宰治 『散華』 青空文庫
甚だしく正邪を語れば人を頑なで偏屈で狭量にする傾向がある。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
だが一度作家に芸術的独創性が加はつた瞬間には、この職人批評家の批評圏内に一人の独創性ある画家を住まはしてをくことが不可能である、批評家の狭量といふことは、良い作家を『黙殺』といふ手段で殺してをくわけである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
無論、邪推深くて狭量な私は、勝手な想像を回らせて、その小さな幻の中で、独りよがりな解剖を縦にして、出放題に照子を嘲笑しようとするのだつた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
作例 · 標準
彼の狭量な態度には、周囲の人々も辟易していた。
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「そんな狭量な考え方では、何も新しいことは生まれないよ」と、同僚が指摘した。
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意見の対立は、しばしば狭量な見解のぶつかり合いから生じる。
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変化を恐れるあまり、狭量な固定観念に囚われてしまうことがある。
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