音程
おんてい
名詞頻度ランク #14087 · 青空 52 例
標準
interval
文例 · 用例
しかし音の音程や音色は実にヴァイタルな重要性をもっている。
— 寺田寅彦 『耳と目』 青空文庫
一音程に対する指頭間の距離でもまるで指と指とをくっつけなければならないように感じる。
— 寺田寅彦 『断片(2)』 青空文庫
然し悪く疲れているときなどは、それが正確な音程で聞えない。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
あるいはまた反響は自分の声と同じ音程音色をもっているから、それが発声器官に微弱ながらも共鳴を起こし、それが一種特異な感覚を生ずるということも可能である。
— 寺田寅彦 『疑問と空想』 青空文庫
これよりもう少し進歩したものになると互いに音程のちがった若干種類の音が使われるようになって、そこにいわゆるメロディーが生まれる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
二種の高さの音をそれぞれに取り離して全く別々に聞くだけならば、振動数がかなりちがってもたいしてちがった感じの違いは起こらないのが、二つの音を相次いで聞くときに始めて甲乙二音の音程差に対して特別な限定が生じ、そこからいわゆる音階が生まれて来る。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
この二つのものの接触によって生まれる第三の新しいもの、すなわち「音程」というものに相当するものがちょうど連句の場合の「付け味」になると考えることもできる。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
いろいろな音程が相次いで「進行」して始めて一つの旋律一つの節回しができ、そうすることによってそこにほとんど無際限な変化の自由が生ずるのである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
標準
pitch