開口部
かいこうぶ
名詞
標準
aperture
文例 · 用例
「ばか言わないでディック」 デニスが座って、顔を筒の開口部に入れて命じた。
— THE IDEAL 『理想』 青空文庫
彼の農場に一番近い隣人であるフェナー家は、ある夜、高所に窓代わりの細い隙間が空いているだけの謎の石造建屋の屋根のどこかにある開口部から、一本の巨大な光の軸が空に向かって放たれるのに気づき、その出来事を早速プロヴィデンスのジョン・ブラウンに連絡した。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
二回吹鳴する笛を聞いたら、開口部から中に進攻し、敵を退けあるいは味方の別隊と合流する。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
だが結局のところ彼は恐怖の開口部に嵌ることもなく、その穴から何かが彼を引きずり下ろそうと出てくることもなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
その下にはなお滑らかなコンクリートが見えていたが、開口部や貫通部はもはや影も形もなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
裏にある地下貯蔵室の窓が無防備にぽっかり口をあけ、都合の良い開口部を作り出していた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
大きな扉を除いては、それらには何らの窓も開口部も一切見受けられなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
暗い亀裂が口を開け、ついに――自分の力で押しのけられるだけの大きさの石片を全てどかしてしまうと――私が入り込めるだけの大きさの開口部が癩病めいた月光に輝いていた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫