加薬
かやく
名詞
標準
spices
文例 · 用例
附け処は異なるが、その製は塗香と兄弟たるもので、その材料加薬に外国品多きより推すと、けだし外国の髪油と塗香より転成したらしい。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
古語の使用は、一種の変った味いの為の加薬に過ぎなかった。
— 折口信夫 『歌の円寂する時』 青空文庫
それかあらぬか、葬式が済んで当分の間、おたかは五升の飯を炊き、かやくにしたり、五目寿司にしたりして、近所へ配った。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
それかあらぬか、葬式が済んで当分の間、おたかは毎日かやく飯や五目寿司を近所へ配った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
けれどもこの汁は、どじょう、鯨皮、さわら、あかえ、いか、蛸その他のかやくを注文に応じて中へいれてくれ、そうした魚のみのほかにきまって牛蒡の笹がきがはいっていて、何ともいえず美味いのである。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
支那蕎麦のごとく蕎麦そのものに味のなきものであれば、汁やかやくをごたごたにして蕎麦の味を食うのでなく、かやくや汁を食べることになってしまうのであります。
— 村井政善 『蕎麦の味と食い方問題』 青空文庫
五段にしきつてある出前の箱にぎつしり並べて、石の段々を上る時は、小さい由には一寸こたへる事でありましたが、そこへ行くとおりくさんのやうな家の註文は二ツか三ツで、それもかやくのはひつた高価なものばかりなので運ぶのには此方が大変楽でした。
— 林芙美子 『小さい花』 青空文庫
そのつまらないきっかけから、いやにまじめなものが頭のおくに眼をさましてきて、何やかやくわしく知りたくなりました。
— 豊島与志雄 『千代次の驚き』 青空文庫
作例 · 標準
このカレーは加薬が効いていて、とてもスパイシーだ。
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ラーメンの加薬として、ニンニクと生姜をたっぷり入れた。
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料理の風味を増すために、様々な加薬が使われている。
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薬膳料理では、体の調子を整える加薬が重視される。
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標準
adjuvant (in Chinese medicine)
作例 · 標準
この漢方薬は、主薬に加えていくつかの加薬が配合されている。
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加薬の選定は、漢方薬の効果を左右する重要な要素だ。
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医師は患者の体質に合わせて加薬を調整した。
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加薬には、主薬の働きを助けたり、副作用を軽減したりする役割がある。
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標準
meat, fish, vegetables, etc. added to rice or udon (e.g. to make gomoku meshi)
作例 · 標準
五目飯の加薬として、鶏肉と人参とごぼうを用意した。
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うどんにネギと七味を加薬として入れた。
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この加薬ご飯は、具材がたっぷりで食べ応えがある。
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おでんの加薬に、ちくわと卵を追加した。
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