火薬
かやく
名詞頻度ランク #17673 · 青空 641 例
標準
gunpowder
文例 · 用例
商用のことや祖先のことや忘れてゐるといふではないが、都会の夏の夜の更――死んだ火薬と深くして眼に外燈の滲みいればただもうラアラア唱つてゆくのだ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
発破と度胸競べなんざ、真っ平だよ」 こんな訳であって、――どんな訳があろうとも、発破を抑えつけるなんて訳に行くものではない――岩鼻火薬製造所製の桜印ダイナマイト、大ダイ六本も詰め込んだ発破は、素晴らしい威力を発揮した。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
こういう風に、聯想の火薬に点火するための口火のようなものを巧みに選び出す伎倆は、おそらく俳諧における彼の習練から来たものではないかと思われる。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
伯母に貰った本で火薬の製法を知り、薬屋でその材料を求めて製造にかかっているところを見付かって没収された話もある。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
無煙火薬の形を管状にする方が有利であるということを論じた論文が全集の第五巻に出ているのはこういう機縁に因るのである。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
再び陽光が火薬のように部屋に這入ってきた。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
(彼女が堅気らしくコオセットのボタンに仕掛けた護身用の爆弾の火薬の臭がする。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
英国の専制のなかに宙を乗った彼等がセント・ジョウジ・プレスから汕頭人の車夫に曳かれて、銅羅湾の火薬庫の挙壁を眺めながら石塘嘴の万国館に入るのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
作例 · 標準
花火の製造には、さまざまな種類の火薬が使われる。
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この洞窟は、かつて火薬の貯蔵庫として使われていたらしい。
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昔の鉄砲は、火薬と弾丸を別々に装填していた。
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映画のクライマックスで、大量の火薬が爆発した。
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ウィキペディア
火薬(かやく)とは、熱や衝撃などをきっかけにして、急激な燃焼反応をおこす物質。主に燃焼による爆発物を指す。火薬類。火薬類のうちで、爆薬よりは燃焼速度が低く、特に、銃や大砲などの装薬、ロケットの推進薬などとして用いられる物質のこと。弾丸の発射に使え、衝撃波までは発生させないので銃や大砲を破壊しない。狭義の火薬。
出典: 火薬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0