仮訳
かやく
名詞
標準
provisional translation
文例 · 用例
それかあらぬか、葬式が済んで当分の間、おたかは五升の飯を炊き、かやくにしたり、五目寿司にしたりして、近所へ配った。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
それかあらぬか、葬式が済んで当分の間、おたかは毎日かやく飯や五目寿司を近所へ配った。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
けれどもこの汁は、どじょう、鯨皮、さわら、あかえ、いか、蛸その他のかやくを注文に応じて中へいれてくれ、そうした魚のみのほかにきまって牛蒡の笹がきがはいっていて、何ともいえず美味いのである。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
支那蕎麦のごとく蕎麦そのものに味のなきものであれば、汁やかやくをごたごたにして蕎麦の味を食うのでなく、かやくや汁を食べることになってしまうのであります。
— 村井政善 『蕎麦の味と食い方問題』 青空文庫
五段にしきつてある出前の箱にぎつしり並べて、石の段々を上る時は、小さい由には一寸こたへる事でありましたが、そこへ行くとおりくさんのやうな家の註文は二ツか三ツで、それもかやくのはひつた高価なものばかりなので運ぶのには此方が大変楽でした。
— 林芙美子 『小さい花』 青空文庫
そのつまらないきっかけから、いやにまじめなものが頭のおくに眼をさましてきて、何やかやくわしく知りたくなりました。
— 豊島与志雄 『千代次の驚き』 青空文庫
そんなやうな長時間の読書が何かやくに立つたかと考へれば、むろん心の持ち方にも、身の行ひにも、それだけ若い時に蒔かれた種子は育つて実を結んだにはちがひないが、もつと思ひもかけない小さな思ひ出が或る時私をわらはせた。
— 片山廣子 『身についたもの』 青空文庫
私は、自分を悩ます不安を、できるだけ胸に閉じこめ、それが自分の悲劇の飾りとしてしかやくだたないにしても、とにかく熱心に見えるようにして父の計画に従った。
— FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS 『フランケンシュタイン』 青空文庫
作例 · 標準
この資料はまだ仮訳なので、後で専門家によるチェックが必要だ。
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会議のために、急いで資料の仮訳を作成した。
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仮訳の段階では、意味が通じれば多少の表現の不自然さは許容される。
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最終版を出す前に、必ず仮訳の内容を確認してください。
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