専門書
せんもんしょ
名詞
標準
technical book
文例 · 用例
往時日本で刀剣を尊んだに付け、鮫皮を鑑賞する事夥しく、『鮫皮精義』等の専門書もあり、支那、ジャバ、前後インド諸国の産を夥しく輸入したが、予先年取り調べてペルシア海の鮫皮がもっとも日本で尊ばれたと知った。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
書棚にはあらゆる種類の専門書がぎっしりとつまっており、色々な薬品や試験管などと共に陶器や各種の金属でこしらえた世界各国の骨董品が並んでいる。
— 平林初之輔 『ホオムズの探偵法』 青空文庫
高価な大部の全集とか辞典のようなものは図書館によるのほかないにしても、図書館は普通はただ一寸見たいもの、その時の調べ物にだけ必要なもの、多数の専門文献のために利用されるのであって、一般的教養に欠くことのできぬもの、専門書にしても基礎的なものはなるべく自分で所有するようにするが好い。
— 三木清 『如何に読書すべきか』 青空文庫
だいたい教養としての知識は雑誌的であるよりも単行本的でなければならぬと思はれるが、日本の出版界、学界は不思議なところで、初歩の解説書と専門書はあるが、中間的な手引書がない。
— ――酔つてクダまく職人が心構へを説くこと―― 『娯楽奉仕の心構へ』 青空文庫
初歩からいきなり専門書へ行かざるを得ないから、分つたやうで分らず、本当に消化された知識にならない。
— ――酔つてクダまく職人が心構へを説くこと―― 『娯楽奉仕の心構へ』 青空文庫
協会の責任において、一般教養書を選定し、また各専門分野を組織することによって、専門書を選定し、それを配給機構を通して、その棚を設定し普及せしめんとするのである。
— 中井正一 『「良書普及運動」に寄せて』 青空文庫
なるほど、屋根と大窓には採光のための特別な装置がしてあるほか、およそ写真の作業一切の設備が整ひ、その上、骨董に類する装飾品が周囲の棚を埋め、専門書も相当蒐められてゐる。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
奥の八畳が夫卯吉の病室で、物理を専攻致した証拠のやうに、本棚には、その方面の専門書が和洋とりまぜぎつしりつまつてゐます。
— 岸田國士 『誰でもない……自分でもない』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、プログラミングのスキルを向上させるために、分厚い専門書を読み始めました。
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この図書館には、歴史学に関する貴重な専門書がたくさんあります。
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専門書を読むことは、特定の分野を深く理解するための基礎となります。
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