抱負
ほうふ
名詞頻度ランク #17406 · 青空 337 例
標準
aspiration
文例 · 用例
痩せた小柄な船長が船人らしい雄大な抱負を正面の卓子から吹聴していた。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
知るべし、今の世に徒に指環の多きを欲すると、聊か其の抱負を異にするものあることを。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
また活きてゐる間|溌溂たる意氣に日毎酒を被ツて喧嘩を賣いて多大の希望と抱負とを持ツて空しく路傍に悲慘なる人間の末路を見せた青年もあツたであらう。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
自體周三が、此の繪を描き始めた時の意氣込と謂ツたら、それはすばらしい勢で、何でもすツかり在來の藝術を放擲ツて、新しい藝術に入るのだと誇稱して、其の計畫も抱負も期待も大したものであツた。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
そこで世界経綸の抱負と無産階級の意義と露西亜への好意と、マクドナルドの打倒――等々がアクセント許りに煮詰められた用語で拍手の唸りを長閑に反応させてゐる。
— 岡本かの子 『英国メーデーの記』 青空文庫
多くの作家が、身のほど知らずの抱負を、無邪気に語っているのを聞いていると、私はその人たちを、うらやましく思い、生きていることが、矢鱈に、つらく思われて来るのです。
— 太宰治 『正直ノオト』 青空文庫
理想の抱負のと威張ってみたところで、所詮己は牛にふみつぶされる道傍の虫けらのごときものにすぎなかったのだ。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
多年の抱負の実現に生々と忙しげな孔子の顔を見るのも、さすがに嬉しい。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
作例 · 標準
新入社員を代表して、彼は壇上で今後の仕事に対する熱い抱負を述べた。
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新年を迎え、各自が今年の抱負を書き初めで表現することになった。
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定年退職を控えた彼は、第二の人生に向けた新たな抱負を家族に語った。
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