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内奏

ないそう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
secret report to the emperor
文例 · 用例
宿命の恐ろしさを宮はお思いになっても、人は知らぬことであったから、こんなに月が重なるまで御内奏もあそばされなかったと皆驚いてささやき合った。
若紫 源氏物語 青空文庫
何ということもなく、欄へ誘って丸柱に、背をもたせながら、「何か、御内奏でもあって、御伺候かの?
吉川英治 親鸞 青空文庫
範綱は、その人々が去るのを待ってから、すでに、新大納言に謀叛の下ごころがあることを、平家方では、察知しているということを、今日の庄司七郎の言葉を例証として、つぶさに、内奏した。
吉川英治 親鸞 青空文庫
(太平記に曰く、「或は内奏より訴へ勅許を蒙れば、決断所にて、論人に理を付け、又決断所にて、本土安堵を給はれば、内奏に、其地を別人の恩賞に行はる。
誰が日本民族の主人であるか 天皇 青空文庫
……記録所、決断所を置かると雖も、近臣臨時に内奏を経て、非義を申し継ける間、綸言朝に変じ夕に改まり、諸人の浮沈掌を返すが如し。
誰が日本民族の主人であるか 天皇 青空文庫
また、内奏をとげて、南都の東大寺に秘蔵伝来されている蘭奢待の名香を截るおゆるしをうけた。
第五分冊 新書太閤記 青空文庫
――途中、秀吉のはからいと内奏によって、信雄にたいし、正三位権大納言の叙任の沙汰があった。
第十一分冊 新書太閤記 青空文庫
すこし極端な筆法ではあろうと思われるが、古典「太平記」には、このほか相州一族の地関東諸家の所領をばさせる功もなき宮廷内の伶人伎女、衛府の諸司女官、僧侶にまで一|跡二跡と内奏より申し賜はりければいまは武士に頒つべき地も闕所すべて、残り少なになりにける などと見える。
建武らくがき帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
閣僚は天皇に対し、国家の重要事項を内奏した。
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内奏は、天皇に直接情報を伝える重要な儀式であった。
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彼は、内奏の機会を得て、自身の意見を陛下の耳に入れた。
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ウィキペディア

内奏(ないそう)とは、天皇に対して国務大臣などが国政の報告を行うことである。

出典: 内奏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0