剥ぐ
はぐ異読 へぐ
動詞-五段-ガ行動詞-他動詞多音語頻度ランク #21432 · 青空 813 例
標準
to tear off
文例 · 用例
不思議なくらゐ、其の時から脈がよく成つたんです…… 其の晩、翌朝と、段々、薄紙を剥ぐやうでせう。
— 泉鏡太郎 『淺茅生』 青空文庫
……で、損料……立処に損料を引剥ぐ。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
着るものは―― 私の田舎の叔母が一枚送ってくれた単衣を、病人に着せてあるのを剥ぐんです。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
三味線も弾けず、踊りも出来ぬ、座敷で衣物が脱げないなら、内で脱げ、引剥ぐと、な、帯も何も取られた上、台所で突伏せられて、引窓をわざと開けた、寒いお月様のさす影で、恥かしいなあ、柄杓で水を立続けて乳へも胸へもかけられましたの。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
指ほどの長さでまるまると肥っている、野生のバナナは皮を剥ぐと、見る見る象牙色の肌から涙のような露を垂らした。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
と突然に夜具を引剥ぐ。
— 幸田露伴 『貧乏』 青空文庫
むかし、正しい武家の女性たちは、拷問の笞、火水の責にも、断じて口を開かない時、ただ、衣を褫う、肌着を剥ぐ、裸体にするというとともに、直ちに罪に落ちたというんだ。
— 泉鏡花 『縷紅新草』 青空文庫
……というのは羽織袴です――弁持も私も、銀行は同一取引の資産家だから、出掛けに、捨利で一着に及んだ礼服を、返りがけに質屋の店さきで、腰を掛けながら引剥ぐと、江戸川べりの冬空に――いいかね――青山から、歩行で一度中の橋手前の銀行へ寄ったんだ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
作例 · 標準
古いポスターを壁から丁寧に剥ぐ。
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彼女は包帯を勢いよく剥いで傷口を確認した。
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漁師は魚の鱗を素早く剥いでいた。
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標準
to strip of (clothes, rank, etc.)
作例 · 標準
彼の失礼な態度に怒った上司は、彼からリーダーの役職を剥いだ。
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戦争で兵士はあらゆる人間性を剥がれる。
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泥棒は宝石を剥ぎ取り、闇夜に消えた。
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