厳秘
げんぴ
名詞名詞-の形容詞
標準
strict secret
文例 · 用例
」「厳秘第一、こっそりお組頭に耳打ちしてな、足軽詰め所へ参らば水くぐりの達人がおるに相違ない。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
それならば、くまにやられたと申した鉄山のことばとも符節が合うているが、しかし、なぜそれほども詳しい下手人の面書きがついているのに、これなる黙山へは厳秘にしておいたのじゃ」「だんなにも似合わないお尋ねでござりまするな。
— 耳のない浪人 『右門捕物帖』 青空文庫
なれども、わたくしが捜査に従うということは、なるべく厳秘に願わしゅうござります」「そうか。
— 血染めの手形 『右門捕物帖』 青空文庫
」という厳秘の指令を管轄内の「有力者」に配った。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
そして、それらの動きは勿論、「警察は何をしているか」の凡てを、それ以後一切厳秘に附した。
— 牧逸馬 『双面獣』 青空文庫
新聞記者は勿論、捜査本部内にも厳秘のうちに早速着手する。
— 牧逸馬 『土から手が』 青空文庫
――因みに――この遺書は内容を厳秘にして小生の旧友藤波弁護士に委託しましたもので藤波自身もこの内容を存じません。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
それには父の儀造の筆跡で、二川家に関する書類 と書いてあって別に朱で「厳秘」と書き添えてあった。
— ――二川家殺人事件 『黄鳥の嘆き』 青空文庫
作例 · 標準
この資料の内容は国家の安全保障に関わるため、厳秘として取り扱わなければならない。
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会長から直々に手渡された手紙には「厳秘」の判が押されており、開封するのに緊張した。
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「これは我が社の命運を握る新製品の設計図だ。厳秘中の厳秘として保管せよ」
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