原肥
げんぴ
名詞
標準
basal fertilizer
文例 · 用例
彼は仕事の手はじめに早速其草を除き、重い作切鍬よりも軽いハイカラなワーレンホーで無造作に畝を作って、原肥無し季節御構いなしの人蔘二十日大根など蒔くのを、近所の若い者は東京流の百姓は彼様するのかと眼を瞠って眺めて居た。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
天正年間、今から三百七十年ほど昔に、真庭念流八世又七郎という人が四代中絶していた念流を偽庵という隠士から伝授をうけた伝書や、その先代が柏原肥前守から神道流の伝授を受けた伝書など調べればまだいくらでも出てきそうな古文書が、破れほうけた古ツヅラ三ツにギッシリつめて無造作に押入れの隅に投りこんである。
— 坂口安吾 『明日は天気になれ』 青空文庫
花沢ノ古城、コレハ昔、小笠原肥前ガタテ籠リシ折、武田信玄、コノ城ヘ取懸リ、人数多討タセ、勝利ヲ失ヒシ城也。
— 第六分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
作物の種をまく前に、あらかじめ土壌に原肥を漉き込んで栄養分を補給しておく。
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畑の土質に合わせて原肥の種類や量を調整することが、美味しい野菜を作るコツだ。
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「今年の夏野菜は、原肥のタイミングが良かったのか育ちが非常にいいですね」
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