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奮然

ふんぜん
副詞-と形容詞-たる
1
標準
with spirit
文例 · 用例
序番自分よく、中盤惡手から駒損となり玉再再ならず窮地に陷つて、梅原さん意氣大に上つてゐたが、自分屈せず腹を据ゑて長考幾度、やがて百二三十手頃の終番に近く、隙を見て奮然逆襲、敵の應酬の失を捉へて過に勝名乘を擧げてしまつた。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
彼等は、その時代の人間のため、生活のため、人生のために奮然としてペンをとっていたのである。
黒島傳治 愛読した本と作家から 青空文庫
」と奮然として答えて、「少し寒けがして来たが何か焚火をするものはないか。
押川春浪 月世界競争探検 青空文庫
」 と威勢よく呼んだ、その時は先生奮然たる態度で、のぼせるほどな日に、蒼白い顔も、もう酔ったように※と勢づいて、この日向で、かれこれ燗の出来ているらしい、ペイパの乾いた壜、膚触りも暖そうな二合詰を買って、これを背広の腋へ抱えるがごとくにして席へ戻る、と忙わしく革鞄の口に手を掛けた。
泉鏡花 革鞄の怪 青空文庫
他面白くもない、好加減に馬鹿にしろと、彼女は持前の侠肌を発揮して、奮然|袂を払って起った。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
」 六十に近い七兵衛|老爺が手に唾して奮然と起つを見ては、若い者共も黙っては居られぬ。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
僕が之れまで、自分の目的に趺蹉に趺蹉を來し、幾度びか斷然吾が志を抛たんと欲して、抛ち得ざるものは、親父の決心を思ふと、僕は飽くまで此の目的を貫徹せなければ生きてはゐられないと、奮然として勇猛心を起すが常だ。
三島霜川 自傳 青空文庫
斯様いう思慮を抱き、斯様いう決着を敢てしたのは必ず町野のみでは無かったろう、一族譜代の武士達には、よくよく沸り切った魂の持主と、分別の遠く届く者を除いては、随分数多いことで有ったろうし、そして皆氏郷の立場を諒解するに及んで、奮然として各自の武士魂に紫色や白色の火※を燃やし立てたことであろう。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
作例 · 標準
誰も引き受けたがらない厄介な案件に対し、若手社員が奮然として名乗りを上げた。
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圧倒的な戦力差にもかかわらず、兵士たちは祖国を守るために奮然と立ち向かった。
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会社が直面しているかつてない危機を前に、社長は奮然たる決意を全社員に語った。
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奮然(ふんぜん) — 幻辞.com