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毅然として

きぜんとして
表現
1
標準
with resolution
文例 · 用例
更にその中で、毅然として勝敗の外に立ちつつ、全局を支配して行く名将の心境(というものがあるとすれば)、それこそ正に舞曲を以て天命の所作と心得ている能楽師(そんな人がいるとすれば)の心境と一致するものではあるまいか。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
遠くには湯の湖、戦場ヶ原を隔てて男体山が毅然として雲表に聳え立っている。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
今日一派の有力なる詩論は、毅然として「自由詩は詩に非ず」と主張してゐる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
其姉は即ち燕王の妃にして、其弟|増寿は京師に在りて常に燕の為に国情を輸せるも、輝祖独り毅然として正しきに拠る。
幸田露伴 運命 青空文庫
臙脂屋は聞けども聞かざるが如く、此勢に木沢は少しにじり退りつつ、益々|毅然として愈々苦りきり、「丹下氏、おしずかに物を仰せられい。
幸田露伴 雪たたき 青空文庫
が、ダンサーをして新円を稼いで行くことを、陽子の自尊心が許したのは、ホールの環境に汚れずに、溺れるくらいダンスが好きでありながら、毅然として純潔を守って行く茉莉の自信の強さに刺戟されたからであった。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
私はその題を見ただけで、反動的ファッショ政治の嵐の中に毅然として立っている小説家の覚悟を書こうとしている評論だなと思った。
織田作之助 四月馬鹿 青空文庫
維新後、西洋崇拝の弊風が天下を吹きめぐって我国固有の美風良俗が地を払って行く中に毅然として能楽の師家たる職分を守り、生涯を貫いて倦まず。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
作例 · 標準
「私は間違ったことはしていません」と、彼女は毅然として法廷の証言台に立った。
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予期せぬトラブルに見舞われたが、リーダーは毅然としてメンバーに的確な指示を出し続けた。
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悪意ある噂を流されても、彼は毅然として普段通りの生活を送り、周囲の雑音を無視した。
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