未亡人
みぼうじん異読 びぼうじん
名詞頻度ランク #21813 · 青空 1808 例
標準
widow
文例 · 用例
ちょうど『美しいシャボン玉』を壊さないように、注意に注意して気をつけましたと、未亡人となった夫人が後で言っている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
しばらく人の途絶えたときに、仏になった老人の未亡人が椅子に腰かけて看護に疲れたからだを休めていた。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
その背後に立っていたのは、この未亡人の二人の娘で、とうに他家に嫁いで二人ともに数人の子供の母となっているのであるが、その二人が何か小声で話しながら前に腰かけている老母の鬢の毛のほつれをかわるがわるとりあげて繕ってやっている。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
ジァンペートロというバリートンが当時異常な人気を呼んでいて、なんでもある貴族の未亡人から、自分の願いを容れてくれなければ自殺するという脅迫を受けて困っているというような噂が新聞で持て囃されたが、しかしそれは単に宣伝のための空ごとだというゴシップもあった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
一族はこれからイレエネ・ホルンと云ふ未亡人の邸へ食事に行くのである。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
ベルリンの下宿はノーレンドルフの辻に近いガイスベルク街にあって、年老いた主婦は陸軍将官の未亡人であった。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
そこの「先生」は、青木さんといって三十歳前後の、いわゆる戦争未亡人である。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
……南堂未亡人の執念……?
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は若くして未亡人となったが、女手一つで二人の子供を立派に育て上げた。
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亡き夫の友人たちが、未亡人となった彼女を温かく支えている。
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小説のヒロインは、ミステリアスな雰囲気を漂わせる未亡人だった。
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