船殻
せんこく
名詞
標準
hull
文例 · 用例
」 かれがいよいよ声を低めて訴えるところによると、せんこく不意に襲いかかった狼藉者は、荏原権右衛門を頭とする七、八人の若侍であった。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
せんこくから聴くところ、なかなか稽古を積んだものと相見える。
— 岡本綺堂 『青蛙堂鬼談』 青空文庫
林町の裏町の家の間のせまいつきあたりの様な町があるとこは、おせんこくさい様な香がする。
— 宮本百合子 『芽生』 青空文庫
それを知って居るんでおせんこくさい香がするように感じるのかも知れない。
— 宮本百合子 『芽生』 青空文庫
しかし、さうは云ふものゝ、これは単に儀礼的な、或は事務的な会見とみなすわけにゆかぬ理由は、読者はせんこくご承知です。
— 岸田國士 『誰でもない……自分でもない』 青空文庫
ところどころでさびしい灯を鋪道にはわさせている立飲屋で、アタピンをひっかけちゃあ元気をつけてあるいてゆくうちに、さむさはさむいが風がないだけに歩行がらくで、ひととおり背後をふりかえってからせんこくの奇態な殺人事件を、もういちどかんがえてみた。
— 西尾正 『放浪作家の冒険』 青空文庫
おれはそこにたたずんだまま、しばしはせんこくの戦慄もうちわすれ、河よ、いかなれば汝、かくもくるおしくわが肺腑をつくぞ、とせりふもどきでつぶやきつつ、※漫たる水のながれをながめていた。
— 西尾正 『放浪作家の冒険』 青空文庫
本多さま酒井さまはおし出して決戦すると仰せです」「おん大将の御意はどうだ」「まだなにごとも仰せられません、せんこくからあのとおり黙って評定をお聴きあそばしてござります」 吉信はうなずきながら上座を見あげた。
— 山本周五郎 『死處』 青空文庫
作例 · 標準
造船所では、巨大な船の船殻が建造されていた。
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船殻の点検のために、潜水士が海中に潜った。
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「この船の船殻は、最新の耐腐食性素材で作られています。」と船長は説明した。
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