足蹠
そくせき異読 そくしょ
名詞
標準
sole (of the foot)
文例 · 用例
窓の閾に左足をかけた京子は、急に寒けを催すような月光の反射を受けて足蹠が麻痺したように無力に浮いた。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
○合唱いざり、(歌) 御同情、ありがたう 御軽蔑、感謝 打擲、多謝 足蹠、結構 手かせ、足かせ お引づり廻し、大歓迎。
— 小熊秀雄 『きのふは嵐けふは晴天』 青空文庫
安定を保つために、肩から下が恐ろしく大きく作られていて、足蹠のごときは、普通人の約三倍もあろうと思われる広さだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
然しその前に、所謂体重負担性断端――それを詳しく云うと、義足を要する肢のどの部分が、足蹠のように体重を負担するか、その点を是非知っていて貰いたいのだ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
つまり、足蹠の作用をするものの所在が、非常に重大な点なのであって、無論犯人は、その部分に刺戟を与えたのだったよ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
けれども、夢中裡の歩行では、永い間の習慣からして、体重をかけていた腓骨の最上部を床に触れ、それを足蹠の意識にした直立の感覚で歩くのが当然なんだ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
足蹠はすでに幾度か釘踏み抜いて一歩毎に痛みをおぼえ、膝頭はガラスに擦り切られてもんぺとくっついている。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
急にひきつったか、怪我をしたか、馬子は案じて、もしやと、足蹠をしらべにかかってみました。
— 勿来の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
長距離を歩いた後、足の裏、つまり足蹠が痛むのはよくあることだ。
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この靴は足蹠への負担を軽減するよう、特別なクッション材が使われている。
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足蹠の皮膚は厚く、外部からの衝撃から体を守る役割を担っている。
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