事前
じぜん
名詞-の形容詞頻度ランク #2470 · 青空 164 例
標準
prior
文例 · 用例
園子は朝起ると、食事前に鏡台の前に坐って、白粉をべったり顔にぬった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
しかし事前におけるノルマルの鼓動数が書いてないから増加のパーセントはわからない。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
どんなに極秘にされた抜打ちの手入れでも、事前に洩れる。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
それはことに今日初めて見る風景でもなかったが、食事前後にわたってかなり長い時間のことなので、ナイフを使いながら窓から見下ろしている均平の目に、時節柄異様の感じを与えたのも無理はなかった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
事前、乃ち妻子を伴ひて郷国に下る。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
事前三沢校長の命により、その扉に釘うつ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
」 それは樺太事前草とでもいうのだろう。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
粋と侠とは遊蕩の敗風より生じ、遊廓を以てテンプルとなしたる事前に言へるが如し。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫