響き渡る
ひびきわたる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to resound
文例 · 用例
見よ 穹窿に煤煙ながれ工場區街の屋根屋根より悲しき汽笛は響き渡る。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
その声が思ったより高く一間の中に響き渡ると、返事をするようにどの隅からもうめきや、寝返りの音や、長椅子のぎいぎい鳴る音や、たわいもない囈語が聞える。
— リルケ Rainer Maria Rilke 『白』 青空文庫
機関銃の音が静寂を破って響き渡るたびに人々は黙々として家屋の囲壁のなかに自己を守護するのであった。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
」と上田が目を丸くしますと、「お玉さん、……樋口さん……お玉さん……樋口さん……」と響き渡る高い調子で鸚鵡は続けざま叫び出したので、政法も木村も私もあっけに取られていますと、駆けこんで来たのが四郎という十五になるこの家の子です。
— 国木田独歩 『あの時分』 青空文庫
又、子供らしい笑いが洞窟のような宿舎に響き渡る。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
』アグリパイナの必死の抗議の声は、天来のそれの如く厳粛に響き渡る。
— 太宰治 『古典風』 青空文庫
さまざまのこと聞えて、ものの音響き渡る。
— 泉鏡花 『照葉狂言』 青空文庫
陰鬱な死の節奏は絶えず快く響き渡る……と神経は一斉に不思議の舞踏をはじめる。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
勝利の歓声がスタジアムに響き渡り、観客は総立ちになった。
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子供たちの笑い声が、公園中に響き渡っていた。
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その歌手の歌声は、遠くの街まで響き渡るほどだった。
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