黄変
おうへん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
turning yellow
文例 · 用例
その樹はこの由緒ある記念樹として今もなお活きて繁茂し、初冬にはその葉色黄変してすこぶる壮観を呈するのである。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
すると、厚く積った埃と煤の下に、黄変したばらばらの書類や、一冊の雑で厚い控え帳や、おそらく元はこれらを束ねるリボンだったと思われる崩れた布の切れ端があるのに気づいた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
にもかかわらず、かの慄然たる深淵で懐中電灯を点けた時、私が脆弱な、永劫の時に黄変したセルロースのページの上に見た奇妙に着色された文字は、地球若かりし頃の名もない象形文字ではなかった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
彼女及び告発人の宣誓証言を含む黄変した州紀は人間の経験の埒外にある事物について忌々しい迄に示唆的であり――彼女の使い魔として働く、毛皮を纏った小さく俊敏な物体についての信じ難いほど詳細に及ぶ記述は苦痛を覚えるくらいに現実的だった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『魔女の家で見た夢』 青空文庫
黄変し、色あせているが、文字ははっきり読める。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
作例 · 標準
例句