応変
おうへん
名詞
標準
appropriate (urgent) response
文例 · 用例
ありますとも、其処が臨機応変、仏教のいわゆる、「時、処、位」に適する方法に於いて原則を実地に応用しなければなりません。
— 岡本かの子 『慈悲』 青空文庫
青年は、あるいは「釜中の鯉魚」と答え、あるいは「網を透る金鱗」と答えはするが、ついに鯉魚あるを知らず、おのれに身あるを知らず、眼前に大衆あるを知らずして、問いに対する答えの速かなること、応変自由なること、鐘の撞木に鳴るごとく、木霊の音を返すがごとく、活溌、轆地の境涯を捉えました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
ありますとも、そこが臨機応変、仏教のいわゆる、「時、処、位」に適する方法において原則を実地に応用しなければなりません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
正直にやれば長くなるから、臨機応変でやって行くということになります。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
」 同じ傘の中の女は土地の者だが、臨機応変の大阪弁も使う。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
蒲生が会津を離れて動き出せば長途の出陣、不知案内の土地、臨機応変の仕方は何程も有ろう、木村蒲生に味噌を附けさせれば好運は自然に此方へ転げ込んで来る理合だ、という様な料簡は自も存したことであろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
京師では驚愕と憂慮と、応変の処置の手配とに沸立つた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
第一の道がもし交通を遮断すれば、第二の道へ、第二の道でもまた何かの偶発事から交通を遮断するようなことがあればさらに第三の道へと、彼らは臨機応変に処置して入場時刻に遅れない方策を用意していた。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
作例 · 標準
例句