変色
へんしょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞名詞-の形容詞頻度ランク #21529 · 青空 174 例
標準
change of color
文例 · 用例
兎や雷鳥が、雪の降る時に白色に変り、草の萌え茂る時に、その色に変るやうに、カメレオンのやうに、絶えず変色したり、尺取り虫見たいに、枯枝と同じ色をして、力んでピンと立つてゐれば、生命と云ふものは保つものなのだ。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
従来各種の鉱物または硝子などがラジウムのために変色する事はよく知られていたが、今度の発見が確かなればよほど著しい事と云わねばならぬ。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
オリジナルは児童用の粗末な藁紙ノートブックに当時|丸善で売っていた舶来の青黒インキで書いたものだそうであるが、それが変色してセピアがかった墨色になっている。
— 寺田寅彦 『小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」』 青空文庫
十年間、倉庫に寝かせたままで置いているうちに、布地が奇怪に変色している。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
私と一緒に地方版の編集をやっていた松石という男は、月末近くなると、茶褐色に変色したカンカン帽を持って、一巡する。
— 夢野久作 『呑仙士』 青空文庫
しかしそうかと言って虫食いや黴菌のために変色した葉ばかりを強調した表現主義にも困る、ドイツあたりの近ごろの絵画にはそんな傾向が見えるのもありはしないか。
— 寺田寅彦 『備忘録』 青空文庫
砥石の下には頭をタタキ潰された蚯蚓が一匹、半死半生に変色したまま静かに動いていた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
こう変色するのが当り前だと心得ているのは無論である。
— 夏目漱石 『マードック先生の『日本歴史』』 青空文庫
作例 · 標準
古い布製品は、年月と共に変色していくのが避けられない。
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この宝石は光の加減で変色して見える、とても美しい。
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「わあ、この絵の具、乾くと変色するんだ!」と、友人は驚いた。
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