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人情味

にんじょうみ
名詞
1
標準
human interest
文例 · 用例
蕪村特有の人情味の深い句であるが、単にそれのみでなく、作者が自ら幼時の夢を追憶して、亡き母への侘しい思慕を、遠い郷愁のように懐かしんでる情想の主題を見るべきである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
こういう場合には、一人前の教養も、情操も、人情もある男性として、一旦は断るにしろあるいは永久に断るにしろ、相手の女性に恥をかかさず、さればといって自分の品位も堕さず、しかるべき人情味のある処置と言葉がありそうなものです。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
単に慾で動く人間だと見られたくない為に、船司は、出来得る限りの人情味を見せねばならぬと思うのだった。
織田作之助 俗臭 青空文庫
それ故、この様に人情味を発揮してくれるのは困るのだ。
織田作之助 俗臭 青空文庫
一平氏のには、多くの場合にそうであるように、おかしみの底に人情味が流れていて噛みしめるとあわれがにじみ出す。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
「お亡れになった少弐は人情味のたっぷりとあるりっぱなお役人でしたからぜひ御懇親を願いたいと思いながら、こちらの尊敬心をお見せできなかったうちにお気の毒に死んでおしまいになったから、そのかわりに御遺族へ敬意を表しようと思って、奮発して、一所懸命になって、しいて参りました。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
人情味のある源氏であったから、すぐに返歌が書かれた、非常に楽々と、かへさんと言ふにつけても片しきの夜の衣を思ひこそやれごもっともです。
玉鬘 源氏物語 青空文庫
石川五右衛門の終ひで、花道のところで五郎市をくはえるところは延若の試みだといふことだが、成程さうだらう、何もそんな技巧に感心するわけでもないが、あゝいふ力とりのある人情味は愉快ぢやないか。
牧野信一 松竹座を見て(延若のこと) 青空文庫
作例 · 標準
彼の書く記事には、いつも温かい人情味が感じられる。
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あのドラマは、登場人物たちの人情味あふれる交流が魅力だ。
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どんなに技術が進化しても、人情味のあるサービスは失われてほしくない。
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