救世主
きゅうせいしゅ
名詞頻度ランク #14410 · 青空 149 例
標準
saviour
文例 · 用例
しかし詩人であるところの芭蕉は、救世主として世に立つ代りに、万人の悲しみを心にはぐくみ、悲しみの中に詩美を求めて、無限の寂しい旅を漂泊し続けた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
「吾は悪魔の救世主なり。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
我勝ち、鳥が飛ぶやうに、ばら/\散ると、さすがは救世主のお乳母さん、のさつと太陽の下に一人堆く黒い服で突立つて、其の狂人と向合つて屈みましたつけが、叶はなく成つたと見えて、根を拔いてストンと貴女、靴の裏を飜して遁げた、遁げると成ると疾い事!
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
」 そこで片一方が躍氣となつて、「そりやクリストは救世主ですから、其位の侮辱をする權利があるでせう。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
耶蘇と同じく、ニイチェもまた自己が人類の殉教者であり、新時代の新しいキリスト(救世主)であることを自覚して居た。
— 萩原朔太郎 『ニイチェに就いての雑感』 青空文庫
併し先生が私の救世主として現はれてくるやうな奇蹟があるとは全く思ひがけなかつた。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
そして世界のどこかに自分を救つてくれる救世主のあることを夢想して居た。
— 萩原朔太郎 『散文詩・詩的散文』 青空文庫
つねは山住ひする牧者の笛ふき(ピツフエラリ)となりたるが、短き外套着て、紐あまた下げ、尖りたる帽を戴き、聖母の像ある家ごとに音信れ來て、救世主の誕れ給ひしは今ぞ、と笛の音に知らせありきぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
「締切直前にシステムを復旧させてくれた彼は、まさにチームの救世主だよ!」
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「倒産寸前の会社に現れた新しいCEOは、従業員から救世主のように迎えられた。」
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「わあ、お醤油を貸してくれるなんて!今の私にとってあなたは救世主です。」
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標準
Messiah
作例 · 標準
「多くの人々が、苦難の中から自分たちを導いてくれる救世主の降臨を待ち望んでいた。」
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「ヘンデルの『メサイア』は、日本語では『救世主』と訳されることもある有名なオラトリオです。」
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「彼は自らを救世主と称して、行き場を失った人々を言葉巧みに集めていった。」
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ウィキペディア曖昧さ回避
救世主(きゅうせいしゅ、英語: savior/saviour)とは、人々や世界を救済するとされる存在のこと。セイバーないしはセイビアー(savior/saviour)またはソテル(soter、女性形:ソテイラ(soteira)ともいう。
伝統的宗教関連
- ゾロアスター教
- フシェーダル — ゾロアスター(紀元前1000年頃±500年の人物)の登場から一千年後(西暦1年頃)に現れる一人目の救世主。
- フシャーダル・マー — ゾロアスターの登場から二千年後(西暦1000年頃)に現れる二人目の救世主。
- サオシュヤント — ゾロアスターの登場から三千年後(西暦2000年頃)に現れる三人目(最後)の救世主。
- ユダヤ教
- メシア — ユダヤ教の理解ではまだ到来していない。
- キリスト教
- イエス・キリスト — キリスト教における救い主。
- イスラーム教関連で、「救世主」と日本語で書かれる可能性のあるもの。
- マスィーフ — 古典ヘブライ語の「マシーアハ」に対応するアラビア語。日本語文献の中では漢訳されて「救世主」と書かれることもある。
- マフディー — アラビア語で「(神によって正しく)導かれた者」を意味する単語。日本語文献の中では意訳されて「救世主」と書かれることもある。5
- 仏教
- 弥勒菩薩 — ゴータマ・ブッダ入滅後、56億7千万年後に現れ多くの人々を救済するとされる。
上記以外の宗教関連
- シャブタイ・ツヴィ (サバタイ・ツヴィ、またはシャバタイ・ツヴィ) — 17世紀トルコのスミルナ(イズミール)出身のユダヤ人。メシア(救世主)であると宣言し、当時多くのユダヤ人がこれを信じた。当局に逮捕された後、死刑かイスラム教徒への改宗を迫られ、イスラム教へ改宗している。
- 大本 二人の預言者
- 出口なお — 厳(いず)の霊(みたま)の救い主。
- 出口王仁三郎 — 瑞(みず)の霊(みたま)の救い主。
出典: 救世主 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0