絵画館
かいがかん
名詞
標準
art or picture gallery
文例 · 用例
自分達の絵画館をもっていた。
— 宮本百合子 『スモーリヌイに翻る赤旗』 青空文庫
矢代は観台から降りて下の絵画館へ休みに這入った。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
」 久慈はこんなことをひとり呟いて真紀子と一緒に絵画館を出ていった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
この石段はどこであらう、その近くに居たと思はれるリユクサンブル絵画館のそれでもあらうか。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
予は其れを越へてピチ邸の絵画館をも観た。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
ボチセリイの「春」と云へば其れは此処の美術学校の絵画館で見る事が出来た。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
記念館は前世紀の七十年代に建てられたもので、劇場と塔と絵画館と図書館から出来ていたが、劇場と塔は十三年前の火事で焼けたのを再建して、七年前市河三喜君夫妻が来た頃やっと落成しそうになっていたと聞いたのが、出来上ってるのを見ると、ロンドンのどの劇場とも比較にならないほど思い切って近代的な構造である。
— 野上豊一郎 『シェイクスピアの郷里』 青空文庫
「お母ちゃん、あの絵画館見たことあるのん」と、車が外苑前にさしかかった時、悦子が云った。
— 中巻 『細雪』 青空文庫