雁下
がんか
名詞
標準
area below the pectoral muscle
文例 · 用例
丘には狐棲み、水田には雁下りたりき。
— 大町桂月 『小石川臺』 青空文庫
」これは畢竟枯荻落雁の画趣を取って俗謡に移し入れたもので、寺門静軒が『江頭百詠』の中に漁舟丿して影西東白葦黄茅画軸中 白葦黄茅 画軸の中忽地何人加点筆 忽地として何人か点筆を加え一縄寒雁下秋空 一縄の寒雁 秋空を下る〕と言った絶句と同工異曲というべきである。
— 永井荷風 『向嶋』 青空文庫
山猫博士(立ち上がりながら)「おいおい、給仕、なぜおれには酒を注がんか。
— 宮沢賢治 『ポランの広場』 青空文庫
「おいおい給仕、なぜおれには酒を注がんか。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
」 と図に乗って饒舌るのを、おかしそうに聞惚れて、夜の潮の、充ち満ちた構内に澪標のごとく千鳥脚を押据えて憚からぬ高話、人もなげな振舞い、小面憎かったものであろう、夢中になった渠等の傍で、駅員が一名、密と寄って、中にもめ組の横腹の辺で唐突に、がんからん、がんからん、がんからん。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
問ひ詰めると、「ごりがんからや言やはりました。
— 上司小劍 『ごりがん』 青空文庫
アンニャの総代は鼻介に向って、「こう云うてはンナに気の毒らが、いッち弱いがんから片附いてもろうがんが都合がよかろて。
— 飛燕流開祖 『落語・教祖列伝』 青空文庫
誰だつて、かういふことは急がんからね」「ところで、姉さんは?
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
作例 · 標準
剣道の稽古で、雁下を強く打たれて息が詰まった。
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ボクサーは雁下をガードし、相手のパンチを受け流した。
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疲労が溜まると、決まってこの雁下あたりが重く感じる。
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