勇武
ゆうぶ
形容動詞名詞
標準
bravery
文例 · 用例
帝勇武を負い、毎戦|危きを冒す、楡木川の崩、蓋し明史諱みて書せざるある也。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
二人は真に政宗が頼み切った老臣で、小十郎も剛勇だが智略分別が勝り、藤五郎も智略分別に逞しいが勇武がそれよりも勝って居たらしい。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
斯様いう性格で、手厳しくもあり、打開けたところもあり、そして其能は勇武もあり、機略もあった人だが、其上に氏郷は文雅を喜び、趣味の発達した人であった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
博士 いやいや、若様は御勇武でいらせられます。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
勇武の士気漸く衰へ、儒道は僅に一流の人心を抑へ、滔々たる遊蕩の気風世に流るゝに当つて、粋様なる文学上の理想世に出でたり、而して光明を遊廓内に放てり、武士も紳士も此粋様を仰ぎ尊みたり、遊冶社界の本尊仏として、色道修行者の最後の勝利として、此粋様に帰依する者甚だ多かりき。
— 北村透谷 『粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ』 青空文庫
神武天皇は、御天性の勇武とあらゆる智略とを以て、これ等を次ぎ/\に征服して行かれた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
馬に乘つても弓矢を採つても、學問と言ひ、人柄と言ひ、勇武で愛情もある、風彩の上にも小室の殿に勝れて居るといふ。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
かの欧州中古に於ける義侠勇武の武士気質は全く之れと性質を異にせりと言ふを得べきか。
— 綱島梁川 『国民性と文学』 青空文庫
作例 · 標準
彼の勇武な行動は、多くの兵士を奮い立たせた。
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若き騎士は、その勇武さで王国の危機を救った。
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彼は困難な状況でも、常に勇武の精神を忘れない。
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