ポタージュ
ポタージュ
名詞頻度ランク #44354 · 青空 93 例
標準
potage (thick soup)
文例 · 用例
ふと気がつくと、あれほどガツ/\食べ始めた葛岡が、いかに話に実を入らせるとて、オードウヴルとポタージュのスープを啜った後は急にテンポをとゞめて殆ど皿の肉類には手をつけず、付け合せのつまばかり緩慢に拾って食べているのに呆れました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」「どうぞ……」「じゃね、ポタージュ、お魚のムニエール。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
「塩辛かったかしら」 けさのスウプは、こないだアメリカから配給になった罐詰のグリンピイスを裏ごしして、私がポタージュみたいに作ったもので、もともとお料理には自信が無いので、お母さまに、いいえ、と言われても、なおも、はらはらしてそうたずねた。
— 太宰治 『斜陽』 青空文庫
そしてボーイ長のさしずでボーイらが手器用に運んで来たポタージュをすすりながら、田川博士のほうの話に耳を立てた。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
湯は垢と幾分かの小僧たちの小便と、塵埃と黴菌とのポタージュである。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
十二時頃 tea Room でポタージュをたべ トウストをたべる。
— 宮本百合子 『情景(秋)』 青空文庫
「あれだけが、せめてもの心やりだ」 池田は機械的にスプーンを動かして、生気のないポタージュを口に運びながら、つぶやいた。
— 久生十蘭 『春雪』 青空文庫
「マンチェット(上等のパン)と、キクチサのポタージュ」――サア・ジョン・ハリントンの記録によれば――それ以上のものはほとんど喉を通らなかった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
作例 · 標準
寒い日には、温かいポタージュスープが体に染み渡る。
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今日のランチは、カボチャのポタージュとパンのセットだ。
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レストランのシェフが作るポタージュは、濃厚でクリーミーな味わいだ。
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ウィキペディア
ポタージュ (potage) は、フランス料理が確立する過程で洗練された、スープ全般を指すフランス語で、古来郷土料理の色彩が濃い料理と区別される。日本ではスープ類のうち、とろみのついたものをポタージュ、澄んだものをコンソメと称する。エスコフィエは著書で美食家の意見を引用し、コース料理におけるポタージュの位置づけを重要なものとしている。
出典: ポタージュ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0